今回は、愛媛県の今治駅~大島の初心者向けしまなみ海道サイクリングコースを紹介します。
しまなみ海道といえば広島を思い浮かべる人も多いと思いますが、愛媛方面からもたのしめるんです!
この記事で紹介するのは、片道約90分の初心者でも安心のコース。
目的地の大島では海鮮BBQが味わえます♪
私は真冬のサイクリングに挑戦しましたが、寒いなかでも意外と快適な旅ができました!
「初心者だけどしまなみ海道サイクリングに挑戦してみたい!」と考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
愛媛県・今治駅から大島へのしまなみ海道サイクリングコース
今回のしまなみ海道サイクリングコースは、今治駅から大島のよしうみいきいき館までの全長12km。
今治駅前サイクリングターミナル(i.i.imabari! Cycle Station)から来島海峡大橋へ向かい、橋の上から絶景を眺めながら道の駅を目指すコースです。
愛媛方面からしまなみ海道を目指す場合、サイクリングターミナル・サンライズ糸山をスタート地点とする人も多いでしょう。
しかし、今回はアクセスのよい今治駅をスタート地点とします。
今治駅前サイクリングターミナルはJR今治駅のすぐ目の前にあるので、電車移動の人におすすめです。
サイクリングターミナルから来島海峡大橋までは今治の市街地を通って行きます。
道中でたくさんのサイクリストに出会うので、「聖地に来たなぁ」と感じるはず!
来島海峡大橋に近づくにつれて、しまなみ海道の案内標識が増えていきます。
橋へつづく上り坂が長くて大変ですが、覚悟を決めてがんばりましょう。
坂を上りきると、お待ちかねのしまなみ海道です。
橋の上から眺める景色はまさに格別!
まっすぐつづく橋を自転車で走るだけでも非日常を味わえます。
自転車だからこそ感じられる海風が気持ちいいです。
目的地のよしうみいきいき館では、海鮮BBQがたのしめます♪
BBQスペースの隣に新鮮な海の幸や肉・野菜がたくさん売られています。
そのなかから好きなものを自分で選んで七輪で焼くスタイルです。
BBQスペースは屋外にあります。
真冬は寒いですが、屋根とビニールカーテンで囲まれているので、極寒というほどではありません。
ストーブと七輪があるので、厚手の上着を持っていけば大丈夫でしょう。
存分にBBQをたのしんだあとは、行きと同じルートで今治駅へ戻ります。
行きと対向車線側を走るので、同じルートでもまた違った景色を見られますよ。
帰りは下り坂が多めなのでスイスイ走れるはず。
今治駅前サイクリングターミナルに到着したら、自転車を返却してサイクリング終了です。
今治駅からよしうみいきいき館までの所要時間・道順
今治駅からよしうみいきいき館までの所要時間や道順を紹介します。
今治駅~よしうみいきいき館の所要時間
今治駅からよしうみいきいき館までの所要時間は片道約90分でした。
電動アシスト自転車ではなく、普通の自転車での所要時間です。
(今治駅前サイクリングターミナルでは電動アシスト自転車の貸出がなかったので。)
途中で止まって写真を撮ったり、上り坂でスピードを落としたり、ゆっくり走ってこのくらいです。
自転車に乗り慣れている人ならもう少し早く到着できると思います。
今治駅~よしうみいきいき館の道順
来島海峡大橋までの道のりは、サイクリングターミナルのスタッフさんが教えてくれます。
複雑な道順ではないのであまり迷う心配はありませんが、よく話を聞いておきましょう。
道順はざっくりこんな感じです。
- 今治駅前からしばらくまっすぐ進み、左手にローソンが見えたところで左折
- またしばらく直進し、道が二又に分かれたところを右に進めば来島海峡大橋に到着!
来島海峡大橋は3つのつり橋の総称です。
愛媛側から順に第三大橋、第二大橋、第一大橋となっています。
大島へ向かうには、第一大橋を渡りきったところにある出口を降りましょう。
ちなみに、手前の第三大橋には馬島へ行くための出口があります。
間違えやすいので注意してください。
大島の出口は、3つ目の橋を渡ったところです。
第一大橋を降りると、すぐによしうみいきいき館が見えます。
坂は多い?自転車で行くのは大変?
今治駅〜来島海峡大橋のふもとまではゆるやかな起伏が続きます。
車の往来がある割には自転車走行用のレーンがせまいので注意しましょう。
来島海峡大橋の直前にある上り坂はかなりきつく、自転車から降りて手で押す場面もありました。
体力に自信がない人は、サンライズ糸山で電動アシスト自転車を借りたほうがよさそうです。
この坂を上りきると、また来島海峡大橋につながる長い上り坂が待っています。
そこまで傾斜がきつくないので自転車から降りるほどではありません。
ただし、ここに来るまでの坂で体力を消耗しているので地味にしんどいです…(笑)。
でも橋の上まで行けばもう安心。
橋の上にもゆるやかな起伏はありますが、景色をたのしむくらいの余裕が出てきます。
瀬戸内海、そこに浮かぶ島々、空、大きな橋。
ここまでの疲れが吹っ飛ぶほどの絶景が待っています♪
今治駅前サイクリングターミナルの利用方法
今治市から出発する場合、今治駅前サイクリングターミナル(i.i.imabari! Cycle Station)を利用すると便利です。
ここでは、今治駅前サイクリングターミナルの利用方法を紹介します。
今治駅前サイクリングターミナルへの行き方
今治駅サイクリングターミナルは、今治駅駅東口から徒歩1分の場所にあります。
今治駅に到着したら、改札を出て左側へ行くと東口です。
東口を出たらすぐ左側にサイクリングターミナルが見えます。
レンタサイクルの利用方法
レンタサイクルを利用するには、まずは受付に行きましょう。
受付の場所は、下の写真の入口から入ると目の前です。
受付で予約時間と氏名を伝えれば手続きをしてもらえます。
指示にしたがって必要書類を書いてください。
手続きが終わると、いよいよ自転車選びです。
受付の奥のスペースにたくさんの自転車が保管されています。
そのなかから相棒となる1台を選びましょう。
「どの自転車を選べばいいかわからない…」という人も安心してください。
スタッフさんがサポートしてくれます。
サドルの高さを調整し、乗り心地を確認したら、ヘルメット選びも忘れずに!
サイクリング中はヘルメットを着用する決まりになっています。
最後に注意事項の説明を受けたら準備完了。
受付から出発までの所要時間はおよそ20分です。
スタッフさんに目的地を伝えれば道順を教えてもらえるので、不安な人は確認しておきましょう。
レンタサイクルに予約は必要?
予約しなくても利用は可能です。
ただし、予約なしだと在庫切れで希望するタイプの自転車が借りられないことも…。
特にGWや夏休みなどの長期休暇中は自転車が出払ってしまうこともあるみたいです。
そのため、レンタサイクル利用時は予約することをおすすめします。
公式サイトから予約できますよ♪
初心者&真冬のサイクリングでも大丈夫?
短めのコースをのんびり走るなら初心者&真冬のサイクリングでも問題ありません。
実際、私がしまなみ海道サイクリングに挑戦したのは12月上旬。
しかも普段はまったく自転車に乗りません。
それでも景色を見ながらたのしめました。
さすがにいきなり「しまなみ海道を制覇するぞ!」というのは厳しいと思いますが…(笑)。
とはいえ、それなりの距離を走ることになるので、何よりも大切なのは体力。
前日はたっぷり寝て、当日はしっかり朝食をとって体力満タンにしておきましょう。
真冬の場合、服装にも要注意。
最初はかなり寒いですが、自転車をこいでいるうちに暑くなってきます。
着脱しやすい服装で調整するのがおすすめです。
私の服装はヒートテック超極暖+パーカー+スタジャン+長ズボンでしたが、橋につく頃には暑くなっていました。
超極暖ではなく、普通のヒートテックくらいでよかったかもしれません。
ただし、手は冷えるので手袋を持っておきましょう。
愛媛県・今治駅からしまなみ海道サイクリングまとめ
今回は、愛媛県の今治駅から大島を目指すしまなみ海道サイクリングコースを紹介しました。
しまなみ海道といえば広島のイメージですが、愛媛方面からもたのしめます!
海を眺めながらサイクリングをぜひ満喫してみてくださいね♪